最近ルアー制作に時間を費やしすことが多くなり、
材料を求めて、100円ショップやホームセンター等に立ち寄ることが多くなり、
そこで、「おゆまる」というものを見つけました。
おゆまるは、お湯に入れて熱を加えるとフニャフニャになって、
あらゆる形に造形できるという粘土っぽいものです。
しかし、これを使っている人の多くは、造形に使用すると言うよりも、
その程よい粘度と扱いやすさにより、型取りに使用しているようです。
自分もそれを聞いたことがあったので、
ルアーの型を作って複製したい!
という気持ちが芽生え、おゆまるを購入することにしました。
そして、おゆまるで作った型に紙粘土でもはめてみようと思いました。
さっそく紙粘土を探します。しかし、そこで目に留まったのは木粉粘度。
何だこれ。木のくずが入った紙粘土みたいなものか? こっちのほうがルアー作りに合ってるんじゃ。。。
いやまて、紙粘土のほうが白いし、着色とかしやすそうだぞ。。。
紙と木粉、どっちが浮力高いんだろう。。。
とか思いながら、30分くらい紙粘度と木粉粘度を両手に持ち、悩み抜いた末にワタクシが選んだのは木粉粘度でした。(まぁ、どっちでも変わらないと思うけど。。。)
はたして、私の選択は合っているのでしょうか、木粉粘度はワタクシの新たなパートナーとなり得るのでしょうか。
さて、帰って早速おゆまるを使ってみます。
バルサで作った木型に柔らかくなったお湯丸を押し付けます。
程よい粘度と粘着力、隙間にもきちんと入り込みます。
木目まで複製されて良い感じの型が取れました。
しかし、木目は要らなかったので、要らんことをしてしまったおゆまるくんですが、
きっと、そこがおゆまるの良いところとなのでしょう。
そんなこんなで、おゆまるで型が出来ましたので、木粉粘度を押し込んでみます。。。
おぉー、ちゃんと複製出来ている!
しかもおゆまるって全然くっつかないので、木粉粘度も型から外しやすいです。
ただ、木粉粘度に水分を加えてベチャベチャにしてしまうと流石にくっつくようです。
袋から開封してそのままの粘度くらいが扱いやすいので、水分を加えるのは表面を滑らかにするときとか、素材を張り合わせるときとかに限定すれば問題ないかもしれません。
で、左右半分ずつ複製して、あとは通常のルアー(ミノー)のように中にワイヤーとオモリを入れるんですが、これがやりやすい!
粘土なんで、ワイヤーを埋め込む溝やオモリのスペースを彫刻刀で掘ったりする必要が無い!
ワイヤーを押し付けて、オモリをブニューって埋め込んで、接合面にチョチョイと水を付けて型ごと押し付ける!!
そんで静かに型から外すと、、、
出来たー!
綺麗に複製出来て、かつオモリとワイヤーを取り付ける手間が軽減出来る。
木粉粘度バンザーイ!!
と万事うまくいったかのように装いましたが、、、
ワイヤーとオモリ入れて押し付けるまでは良かったのですが、
その後、型から外すときに、上手く左右の粘土がくっつかなくて、真ん中からはがれてきちゃったり、
素材が柔らかいままに型から外すので、うねったりねじれたりして綺麗に作るのにはコツやノウハウが要りそうでした。
うぅーむ、、またなんか良い方法が解りましたら報告します。